元レーサーの実業家・式場壮吉氏と国際結婚した欧陽菲菲
78年1月、台湾メディアにより第一報がもたらされたことを受け、菲菲は「ワタシの心はもう決めてます。私、彼と結婚するヨ」と発表。日ごろ「結婚相手は日本人でないほうがうまくいく」と言っていたため、突然の結婚宣言はマネジャーすら驚いたという。
プロポーズは「ちょっと変わってた」というが、具体的な内容については、「それナイショよ、他人に話すと幸せが逃げていくような気がするから。ワタシ、この言葉を持ってお嫁さんに行くのよ」と明かされなかった。
式場氏には離婚歴があったが、菲菲は「それは仕方のないことだヨ。彼の過去のコト問題ないデスヨ。2人が幸せになればいいんダカラネ」と自信満々。芸能活動は「家庭ではワタシ彼のモノネ。ステージではファンのモノヨ」と歌と家庭の両立を宣言した。
2月14日、多くの報道陣が詰め掛ける中、台北のホテルで婚約式が行われた。菲菲は2.5カラットのダイヤのエンゲージリングを指に涙を流した。式場氏の父親は「日本の女性より日本的で古風なくらいのいい娘さんです」と語った。