藤真利子 近藤真彦と熱愛騒動で明菜との三角関係に飛び火
<1986年8月>
直木賞作家、藤原審爾の娘として知られ、22歳の女優デビュー以来、多くのドラマや映画で活躍し、微美杏里名義で作詞、作曲までこなす藤真利子。私生活では年下タレントとのスキャンダルが報じられることが多く「年下キラー」として話題をふりまいた。
80年代を代表する男性アイドル、マッチこと近藤真彦との熱愛が騒がれたのは1986年のこと。藤が30歳、マッチが22歳の時だった。
以前からマッチのファンで、対談を熱望していたという藤。86年5月に念願かなって女性誌で誌上対談が実現した。
藤は「マッチのことは何でも知ってるんだから」とアピール。「結婚費用があったら車を買った方がいい」「女の子に指輪をあげるくらいだったら、車にもっといいタイヤはかせてやりたい」というマッチに、「私、車になりた~い」「駐車場で待ってるわ」と猛アタックした。
8月31日、マッチは筑波サーキットで行われたレース・ド・ニッポン筑波に参戦。この時、密かにマッチを応援する藤の姿が週刊誌にキャッチされた。藤は観客席の特別室最前列でガラスに体を押しつけるように身を乗り出し、双眼鏡でマッチの車を追った。見事5位入賞を果たしたマッチは特別室に向かって意味ありげなVサイン。藤は両手を上げてバンザイし拍手を送り返した。