主演舞台が評判 年下男を虜にする奥菜恵の“美魔女パワー”
2日から公演している舞台「親愛ならざる人へ」(作・演出=丸尾丸一郎)で主演の奥菜恵(37)の演技がたいそう評判だ。厄年の花嫁がやっとたどり着いた結婚披露宴で毒を吐きまくるドタバタコメディー。奥菜は155センチのきゃしゃな体で終始絶叫、体当たりで演じている。演劇評論家の山田勝仁氏がこう言う。
「今回の舞台で女優としてステップアップしていると思います。テレビドラマで見せていた研ぎ澄まされた演技とは違った、はっちゃけた演技が秀逸です。美人女優のイメージをかなぐり捨てて、女性の本音の毒のある部分をぶつける直球勝負のキャラを演じきっています。年齢的にも舞台にシフトして経験値を積むのは正解でしょう」
テレビドラマでは主演を張れなくても、知名度のある奥菜なら集客力もある。テレビに比べて実入りは少ないけれど、ナマの舞台は実力もつくし、最終的にはテレビや映画の大抜擢もあり得るというわけだ。
「プロデュースしている『劇団鹿殺し』は今、若い人に人気の劇団なので、若年層や演劇好きなど新たなファンを取り込むこともできる」(前出の山田氏)