社会復帰は絶望的…清原容疑者の墜落に「裏切り」の連鎖

公開日: 更新日:

 元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)の覚醒剤事件の波紋は広がるばかりだ。「寂しかったのだろう」なんてお涙ちょうだいの新聞・テレビもあるが、冗談じゃない。まさに身から出たサビ、救いの手を差し伸べた人たちを裏切り続けた自業自得だ。

「初犯だから執行猶予は付くでしょうが、シャバに出てきたところでもう居場所はない」――近く覚醒剤の使用容疑でも逮捕される清原容疑者の親しい知人は、タメ息をつきながらこう続ける。

「元東京地検特捜部長で日本野球機構の熊崎勝彦コミッショナーも、キヨの逮捕に怒り心頭です。球界復帰がないのは当然として、芸能界も絶望的でしょう」

 14年3月に薬物疑惑を報じられてから、テレビ業界は清原容疑者の起用に二の足を踏んでいた。それでもちょこちょこ出演できたのは、大手芸能事務所のバックアップがあったからだ。

「その芸能事務所のトップが完全にキヨを見限ったといいます。そもそも“黒い交際”やクスリを絶つことを条件に復帰を後押ししてやったのに、恩をアダで返され、メンツは丸潰れです。芸能界の“大物”を敵に回したキヨに手を差し伸べようなんて奇特な人間は、この業界にはいない」(前出の知人)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース