運動や食事制限でムリなら 痛風発作「薬で予防」も選択肢

公開日: 更新日:

 勘違いしてはいけないのは、尿酸自体が体の細胞をサビさせる活性酸素を抑え、血管拡張作用があるなど、アンチエイジング作用が指摘されていること。そのため、やみくもに下げれば良いということでもない。

「尿酸値が高いと腎臓病や高血圧心臓病などが多いという報告もされています。それならば、尿酸値は低ければ低いほど良いと思われるかもしれません。しかし、今年に出されたブリティッシュ・メディカル・ジャーナルという医学雑誌には、過去に出された研究を解析したところ、『痛風と尿路結石以外の病気については、尿酸値を下げることによる治療効果は確認されなかった』と報告されています。症状がない人で、尿路結石や腎臓障害、糖尿病高血圧のない人は薬は9.0㎎/デシリットルからでもよいのではないか、と思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?