著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

「陽」を補う赤貝・ネギ・ショウガでやる気を取り戻す

公開日: 更新日:

 また、米、イモ類、豆類、キノコ類、キャベツなどはどちらでもない中庸に属します。

 陽の食材が足りないとやる気が出ない、冷える、疲れやすくなる傾向があります。陰に偏ると、まさに「陰気」になってしまうのです。陽の食材は、いわば「やる気スイッチ」! 取り入れることによって、パワフルで前向きに活動できるのです。

 また、朝からやる気モード全開にするには、朝食で陽の食材を摂取するのがおすすめ。時間も陰陽に分けられます。

 昼は陽、夜は陰の時間。陽がスタートする朝のタイミングで、ネギ多めの味噌汁や、シナモンをふった紅茶などを取り入れると、エンジンがかかり気合が入りやすくなるのです。この方法は、冷えが気になる人、低血圧の人にも効果的なテクニックです。

 一方、食事が陽の食材に偏り、体が陽に傾いているときは、落ち着きがない、怒りっぽい、のぼせるといった症状が起きやすくなります。この場合は、もちろん陰の食材を取ってバランスを取るようにしましょう。


 ちなみに不登校の子供は陽の食材が不足し、キレやすい子供は陰の食材が不足している傾向があるので、食事に注意を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出