鹿児島県警の不祥事に幕引き…前本部長は降格か?「自動車安全運転センター」に異動の不自然

公開日: 更新日:

 警察庁は今回の異動に関して「あくまでも左遷ではなく、降格人事だということを見せないように組織防衛している」(前出の記者)というが、前出の警察庁関係者は「やはり(一連の不祥事で)現場には出せないと判断されたのではないか」と推測する。

「世間から耳目を集めた不祥事の責任者ですから、他の出向先が彼の引き受けを固辞したことも考えられます。もし、在任期間中に今回のような不祥事が発覚しなければ、離任後に本庁の課長クラスなどへ昇任していたかもしれません。今回の人事を見ていると通常のキャリアコースからは外れたように感じます」

 県民の信頼を損ねた代償は高くついたのかもしれない……。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…