著者のコラム一覧
睦月影郎

1956年横須賀生まれ。東海大中退。その後、柔道、剣道、バイト、ソープ通いに明け暮れる。合間に投稿小説を書き続け、24歳で作家デビュー、27歳で初の単行本。以後、官能小説の第一人者として驚異的な執筆活動を続けている。自伝的エッセーのほか、「ならやたかし」などのペンネームで漫画を描いていた時期もある。著書は600冊を超えている。

猫派でも犬派でも大切なのは不意打ちのときに見せる羞恥心

公開日: 更新日:
睦月影郎氏(C)日刊ゲンダイ

 江戸時代の都々逸に、こんなのがある。

「女将は狸で芸者は子猫、通うお客は馬と鹿」

 このように昔から女性は、さまざまな動物に例えられた。顔立ちで言えば狸顔に狐顔と好みが分かれる。どちらも人を化かすけれど。

 性格は、従順な犬派とわがままだが可愛い猫派など。私は…

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