人気のアイスバー「ガリガリ君」の夏季限定品が“梨味”のワケ

公開日: 更新日:

 夏に大人気のアイスバー「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業。

 そもそも「乳業」を名乗る会社なのに、なぜアイスを作っているのか?「『乳業』とありますが、元からアイス以外の乳製品は作っていません。乳業は社名を付けた当時(1960年)、社名に“乳業”と付けるのがはやっていたとか、いずれは乳製品を作りたい、という希望を込めて付けたとも言われております」

 こう話すのは同社マーケティング部の広瀬さん。同じくアイスで有名な森永乳業やオハヨー乳業はあくまで牛乳などを中心に事業を行ってきたが、赤城乳業は違うようだ。

 ところで、ガリガリ君といえばソーダ味が定番だが、夏は季節限定で「梨味」(2016年~)を出している。他社ではあまりないラインアップだ。

「日本らしい、和風の果物という切り口で開発を進めました。世の中に梨味の食品がまだあまりありませんでしたが、当時から驚きや楽しさの演出はガリガリ君の目指すところでしたので、すでに加工食品としてよく食べられている『いちご』や『りんご』の選択肢は考えませんでした。原料メーカーさまと共同開発という形で進んでいたので、非常に出来の良い『梨香料』の提案を頂けたのもフレーバー決定の追い風になったと思います」(広瀬さん)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース