水野和夫氏が警告 資本主義が壊れ民主主義も終焉を迎える
<上>近代システムは終わり「閉じた経済圏」の時代へ
前作「資本主義の終焉と歴史の危機」がベストセラーとなったエコノミストの水野和夫氏が、新著を出版した。「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」(集英社新書)で描かれる世界経済、世界秩序は衝撃的だ。無限に貪欲な資本主義が行き詰まった先に、ゼロ金利とテロリズムの“常態化”があり、これは…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り3,236文字/全文3,376文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】