さまざまに論じられた江橋慎四郎の「生等もとより生還を期せず」

出陣学徒壮行会では、東條英機首相と岡部長景文部大臣の挨拶に続いて、学生側を代表して慶応義塾大学医学部学生の奥井津二が「壮行の辞」を述べた。見送りの学生たちを代表しての言葉であった。
当時の東京朝日新聞からの引用になるのだが、その内容は、学徒が戦場に赴くときの心情を思うと…
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