「きけわだつみのこえ」(最終回)わだつみ会に対する学徒兵遺族の怒り
学徒兵が虚構の構造で、BC級戦犯裁判により絞首刑の判決を受けるというのはまさに不条理である。京大生の木村久夫のケースを見ていくと、日本軍の高級軍人の責任逃れの構造だけでなく、戦時指導の反国民的立場さえ明確になるように思う。私は、次世代の者として、この理由はどこからきたのかをきち…
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