著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(48)旧ソ連大使館員の背後にちらつく日本政府の影

公開日: 更新日:
対日戦初日のソ連軍(1945=昭和20=年8月) (C)Sputnik/共同通信イメージズ

 私は、この件について軍人や外交官などからも聞いて歩いた。昭和の終わり頃である。すでに40年以上も経っていて、しかもさまざまな資料にも残っていないだけに、全ては事実として確認はできない。旧ソ連にせよ、アメリカにせよ、こうした事実があれば資料などが残っているように思える。しかしこと… 

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