センバツ出場校の糸満 打撃強力でも守備と投手力に不安あり

公開日: 更新日:

 地元では「暑い夏こそ本番」という声が多いのが、糸満(沖縄)だ。

 春のセンバツでは天理(奈良)に初戦負け。その屈辱をバネに、4月の九州大会では大分県大会覇者の鶴崎工を初戦で撃破。2回戦では飯塚(福岡)を破り、準決勝進出。九産大九州(福岡)に3-4で競り負けたものの、ベスト4まで勝ち上がった。持ち味は土壇場での粘り強さと3試合で21点という打撃だ。

 九州地区担当スカウトが言う。

「今秋のドラフト候補にも名前が挙がっている遊撃の池間、エースの金城、捕手の比嘉、中堅の大城は同じ豊見城ボーイズの出身。ボーイズではそれと知られた選手で、県外の強豪校に勧誘されたこともあった。この4人が糸満に進学を決めた時から、地元では『数年後は糸満の天下だ』といわれていましたからね。ただ、打力はある一方、守備と投手力に不安があり、九州大会では3試合で20失点。ザルで水をすくうことにならなければいいんですが……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ