金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した
令和は“不倫の時代”か。プロ野球の世界も他人事ではない。西武の名遊撃手でマジメ人間のイメージだった源田壮亮も、だ。
そんな性問題の防御策を半世紀ほど前に考えついたのが、400勝投手でロッテ監督時代の金田正一だった。
「生理休暇」を鹿児島キャンプ中に実行したのである。1973年にロッテ監督になると、若くて体力があり、それなりに小金には不自由しない選手たちの“性処理”を堂々と取り入れた。
前代未聞の金田政策にどのチームも「えぇっ?……」となった。
プロ野球選手は女性ファンにモテる。当然、誘いもするし、お呼びもかかる。そして「ああして、そうして、こうなる」。ときには間違いも。「キャンプも日にちが経つとボーッとするヤツがいるやろ。理由は分かっておる。変なことに巻き込まれたら困る。そこでだ」と金田が思いついたのが、それ、である。
妻帯者を1泊2日で自宅に帰し、独身者は監督が引き連れて街へ繰り出す、と。羽田空港には奥方たちが迎えに来ていたそうである。