ドジャース佐々木朗希の右肘に忍び寄る故障の足音…恩師も「たぶんすると思う」と危惧
「佐々木朗希が今夜、熱気をもたらした」(MLB公式X)、「第一印象は忘れられないものだった」(スポーツ専門局のESPN)、「エグい」(FOXスポーツX)、「狂気だ」(ドジャース・ネーション)、「専売特許のスプリッターはえげつなかった」(ドジャース・ネーションのカマラス記者のX)……。
とまあ、米メディアは絶賛の嵐だ。
佐々木朗希(23=ドジャース)が、日本時間5日のレッズ戦の五回からマウンドへ。オープン戦初登板ながら、3イニングを2安打無失点、5奪三振、2与四死球。ストレートの最速は160キロという投球内容に、
「前回とMAX自体は2キロくらいしか変わらないですけど、平均球速は明らかに良かった。コントロールもフォークも良かった」
とは試合後の本人。
東京ドームの開幕2戦目(3月19日の対カブス戦)の登板をいったん白紙に戻していたロバーツ監督も、満足げにこう言った。
「素晴らしい投球内容だった。私たちが見てきた中でベストだ。メジャー初登板だったから、感情をどうコントロールするか注目していた。99マイル(159.3キロ)を数回計測していたと思うし、スプリットで多くの空振りを奪った」