大会連覇で日本に敵なしも…イ・ボミを待つ「世界の壁」

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】

 単独首位発進のイ・ボミ(27)が5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算20アンダーまでスコアを伸ばし、2位に5打差をつけるぶっちぎり優勝で大会連覇を達成した。

 2戦目のヨコハマタイヤから11試合連続トップ5入りのツアー記録を更新し、賞金ランク争いでも申ジエ(28)を抜いてトップに躍り出た。

「今回の優勝で自信を持ったので、米国でも優勝を目指して頑張ります」(イ・ボミ)

 今週渡米してリオ五輪の出場切符をかけ、来週開幕する全米女子オープンに備える。日本ツアーでは圧倒的な強さを誇るが、米ツアーは甘くない。

 昨季は賞金女王タイトル狙いのためイ・ボミは海外大会に出場しなかった。だがリオ五輪出場にはポイントを稼ぐ必要があるため、今季は5年ぶりに米ツアーに出場した。2月のホンダLPGAタイランドは24位、3月のANAインスピレーションは10位に入ったが、優勝争いに絡めなかった。

 過去全米女子オープン成績は2010年128位(予選落ち)、11年58位とさっぱり。日本では向かうところ敵なしだが、なぜダメなのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…