主軸に定着し打撃好調 年俸1200万円のG岡本は来季いくらに
「6000万円、いや、一気に7000万円までいくんじゃないか」
気の早い話だが、巨人ナインは今、こんな話で盛り上がっている。
高卒4年目にして才能開花、レギュラーどころかクリーンアップに完全定着した岡本和真(21)の来季の年俸である。
12対4と大勝した16日のヤクルト戦は4打数1安打と目立たなかったものの、打率.345は堂々のリーグ4位。26打点は同5位、7本塁打は同5位タイと目覚ましい働きだ。このままバットが湿らなければ、今季の年俸1200万円がナンボになるのか、確かに気になるところではある。
■ゴジラ松井の昇給率が根拠に
ナインがウワサする6000万円は、松井秀喜の昇給率が根拠になっている。松井は打率.294、20本塁打、66打点の成績を残した2年目のオフ、1900万円だった年俸が一気に6200万円になった。
一方、「いや、7000万円まであるかも」という声は、エース菅野智之の例があるからだ。13勝6敗、防御率3.12でチームの優勝に貢献した1年目のオフに1500万円から7000万円にアップした。
「チームの順位によって金額も変わる。岡本が打って、4年ぶりの優勝ということになれば、7000万円も十分にあり得る金額。球団としても明るい話題が欲しいしね」
とは、さる球団関係者の見立てだが、さて……。