ベイの2人にもボコられ 巨人戦がセ助っ人の“草刈場”と化す
巨人先発の野上亮磨(30)が炎上した。
先発した6日のDeNA戦の初回、この日昇格し、初スタメンのソトに左越え二塁打を浴びて1点を失うと、4番のロペスの打球は左翼ポール際へ。リプレー検証の結果、ファウルになったものの、再開直後に再び左中間スタンドへ放り込まれ、4点を失った。三回にもソトにバックスクリーンへブチ込まれた野上は、2回3分の0を7安打7失点。FA移籍後最短のKO劇となった。この日の巨人はロペスにも4安打を打たれ、助っ人2人に2発を含む6安打5打点とボコボコ。ゴールデンウイーク9連戦を黒星で終えたが、実はこの2人だけではない。
巨人の投手陣は外国人選手によく打たれている。規定打席に到達している助っ人の巨人戦の打率は、ロペス・441、アルモンテ(中日)・421、ビシエド(中日)・417、バレンティン(ヤクルト)・316、ロサリオ(阪神)・292。規定打席には届いていないものの、バティスタ(広島)にも・333。セ・リーグの助っ人にとって巨人戦は、数字を稼ぐ「草刈り場」と化しているのだ。
投手として中日、横浜などで活躍し、巨人へFA移籍した経験のある評論家の門倉健氏がこう言う。