最下位転落&自力V消滅…阪神は“金本切り”へまっしぐら
後ろ盾の権限縮小
7月に甲子園で巨人に3タテを食らい、「別に巨人だけが相手じゃないんだから」と発言したことも波紋を呼んだ。
「巨人戦は『伝統の一戦』でライバルからの勝利を願う多くのファンをないがしろにする発言というわけです。阪神の監督として不適格という声さえ出ているのです」(在阪放送関係者)
関西スポーツ紙もここにきて采配への批判、追及の筆を走らせつつある。このまま低迷が続き、万が一、最下位でシーズンを終えるようなら、指揮官の去就問題も浮上するだろう。
「金本監督は昨オフ、新たに今季からの3年契約を結んだものの、監督の契約なんてあってないようなもの。しかも、指揮官の後ろ盾である坂井オーナーが阪神電鉄の役員から外れ、権限は大幅に縮小している。金本監督就任時の四藤球団社長もすでに退任しています。球団経営にタッチしている阪急の意向も酌まないといけない。6月の阪急阪神HDの株主総会が大荒れになったことも懸念材料です」(前出のOB)
解任に追い込まれる事態に発展するかもしれない。