大谷「50ー50カウントダウン」を邪魔する名将3人の“揺さぶり” 残り19試合で上積みは十分可能だが…
ドジャース・大谷翔平(30)が、日本時間9日のガーディアンズ戦で自己最多タイの46号本塁打を放ち、「46ー46」(46本塁打ー46盗塁)とし、前人未到の「50ー50」に向け、カウントダウン態勢に入った。
残り19試合で上積みは十分可能とはいえ、対戦相手はこれまで以上に警戒するのは必至。どんな手段を用いてでも、大谷の偉業達成を阻止しにくるだろう。
例えば、きょう(10日)から3連戦を行うカブスのクレイグ・カウンセル監督は審判のジャッジだけでなく、相手のプレーに対してクレームをつけるトラブルを起こしている。今年5月に今永がブレーブス戦に登板した際、昨季のナ・リーグMVPのアクーニャJr.のハーフスイングを取らなかった一塁塁審に激高。激しい口調で抗議するとともに、アクーニャを威嚇するかのように睨みつけて退場処分に。相手選手の揺さぶりにも長けているだけに、大谷に対しても、何かしらの因縁つけることに躊躇しないはずだ。
14日からのブレーブス戦も厄介だ。ブライアン・スニッカー監督は昨年7月のエンゼルス戦で、序盤の二回にも関らず、大谷を申告敬遠。今回のド軍3連戦でも状況によっては大谷との勝負を避ける可能性はある。