甲子園ネット裏でささやかれる「巨人ドラ1の本命」市和歌山・小園&松川の“相棒丸ごと指名”か
連日の雨天順延に悩まされている甲子園だが、巨人は今秋ドラフトに向けて、榑松アマスカウト統括らが逸材の発掘にいそしんでいる。
15日には、ドラフト上位候補の明桜(秋田)・風間球打が帯広農(北北海道)戦で最速150キロをマークするなど、2失点完投。榑松スカウト統括はスポニチ紙上で「要所で投げるボールは力があるし一級品」と高く評価していた。
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そんな中、他球団のスカウトの間では、「巨人の1位の本命はココにはいないんじゃないか」という声も聞かれる。
「市立和歌山のエース小園を1位、正捕手の松川を2位でバッテリーごと指名するかもしれません」
とは、さるパ球団のスカウト。
「今年は大学、社会人が不作。巨人はエースの菅野に衰えが見え始め、戸郷、高橋に続く生え抜きの若手先発が欲しい。センバツに出場した小園は、実力もさることながら、高校生の中で総合力、完成度の高さはトップクラス。戸郷のように、比較的早い時期から活躍できると踏んでいます。その小園とバッテリーを組む松川も、打者としての能力が高い。強肩強打の捕手として、コンスタントに20本塁打をマークできる可能性を秘めている。巨人は常々、打てる捕手を探している。『ポスト大城』が不在の中、松川はうってつけの存在と言っていい。現に、担当スカウトは市立和歌山の2人を密着マークしていますからね」
バッテリーごと指名すれば、話題にもなる。巨人の動向やいかに……。