広島4位・小林樹斗 両親は怒鳴らずに“叱る”が子育ての方針

公開日: 更新日:

小林樹斗(投手・17歳・智弁和歌山高)=広島4位

 新品の野球道具を買うと、その日の夜は枕元に置いて寝るそうだ。「物を大切にする子です。小学4年くらいに買ったグラブもまだ捨てていないはずですよ」と、父・英樹さん(43)は言う。

 小林は和歌山県の美浜町で生まれ育ち、英樹さんもかつて通った地元公立の小・中学校に籍を置いた。松洋中時代、最後の大会までは2番手の投手。それが、智弁和歌山高では2年春のセンバツにベンチ入りを果たすと、準々決勝で明石商の中森俊介ロッテ・2位)と投げ合い、さらには今夏に行われた独自大会を優勝。甲子園交流試合では151キロを計測し、プロから注目を浴びるまでになった。

 高校時代の飛躍の裏で、家庭環境も大きく変わった。

「3年前に“平屋”のマイホームを買ったんですよ。正直、階段とかいらないと思ったんです。年を取ったら大変ですし。だから10年以上前から『平屋に住みたい』とずっと思っていて。ついにその夢をかなえちゃいました。平屋は田舎だからできることなのかもしれませんね。ローンは……、生涯現役で働かないと(笑い)」(英樹さん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」