野球
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28年ロス五輪「野球・ソフト」復活…MLB“手のひら返し”で主力派遣の裏に巨額のTVマネー
国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インド・ムンバイで総会を開催し、2028年ロサンゼルス五輪の実施競技として、野球・ソフトボール、フラッグフットボールなど5競技の追加を決めた。 野球・ソフトボールは日本が金メダルを獲...
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米留学決断の佐々木麟太郎を待ち受ける“過酷ノルマ”…年間100試合、クビ制度、そして学業大前提
プロ志望届は出さずに進学、それもアメリカの大学を目指すという。 今秋のドラフトの目玉とされていた高校通算140本塁打の佐々木麟太郎(18=花巻東)のことだ。鹿児島国体の履正社(大阪)戦後、「最後の最後まで悩み、自分の意思で決...
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花巻東・佐々木麟太郎が米国留学決断…プロ球団も国内大学も安堵した「納得の理由」
悩んだ末の結論がアメリカ行きだった。 10日の鹿児島国体で履正社(大阪)に敗れ、高校最後の公式戦を終えた高校通算140本塁打の花巻東・佐々木麟太郎(3年)が自身の進路について、プロ志望届は出さず、米国の大学へ留学することを明...
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2028年ロス五輪で「野球」が復活へ 日米の大リーガー出場なら頂上決戦の可能性も
国際オリンピック委員会(IOC)は9日(日本時間10日)、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技候補として、大会組織委員会から野球・ソフトボール、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュ、クリケットの5競技の提案を受けたと発表した。...
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ドラフト当日、ライバル球団に出し抜かれた顛末…ある高校生の動向が筒抜けだったワケ
数年前のこと。ドラフト直前のこの時期、部長が、オレが担当する神奈川の高校生野手を見たいって言い出したんだ。 投手と外野手をやってたんだけど、「肩は強いし、ひょっとしたらショートも守れるかもしれない。だから練習を見られるように...
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四国IL徳島“最速164キロ”の右腕ドミニカン「ロドルフォ・マルティネス」の正体
最速164キロの逸材が四国にいる。IL徳島のロドルフォ・マルティネス(29)だ。 ドミニカ共和国出身で、米ジャイアンツ傘下の3Aでプレー経験があるこの右腕は3月末に徳島に入団。今季後期は17試合で2勝2敗、防御率2.37をマ...
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東都のドラフト候補6投手を総まくり! 3試合に12球団スカウト大集結、評価にも異変あり
神宮球場は、さながらプロの大品評会のようだった。 18日の東都大学野球3試合に今秋ドラフト上位候補6人が出場、ネット裏には畑山統括スカウトら4人が顔を揃えた阪神を筆頭に12球団のスカウトが大集結した。 第1試合の日大...
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元阪急投手・足立光宏「騒げ騒げ、もっと騒げ。たかが野球じゃないか」
球団創設から32年目の1967年、念願の初優勝を飾った阪急はこの年を皮切りに68年、69年、71年、72年とV9時代の巨人と日本シリーズで5度対戦した。しかし、阪急にとって巨人は、挑めども挑めども何度もはね返された厚い壁。どうやって...
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高校生の練習をわざわざ学校まで見に行く理由 実戦チェックより大事なこれだけのこと
U18日本代表のチェックで台湾に行ったら、名物の小籠包にスイーツ食べて、時間が許せばゴルフも……。 夏の甲子園のさなか、球団のスカウトが集まって晩飯を食べていたときのことだ。こんなことを考えながらニヤニヤしていると、部長の声...
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U18野球W杯のネット裏にスカウトがほとんどいないナゼ…日本は悲願の世界一へ前進なのに
アメリカと韓国に勝っても、国内の盛り上がりはいまひとつだ。 7日のU18野球W杯スーパーラウンド初戦。日本代表は韓国を7-1で撃破した。韓国はダブルヘッダーという不利な条件ではあったが、勝ちは勝ち。エースの前田悠伍(大阪桐蔭...
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江藤慎一の流浪のプロ人生 監督が6畳一間のアパートに「野球さえできれば何でもええんじゃ」
1959年に中日に入団して64年、65年と2年連続で首位打者を獲得。ロッテに移籍後の71年にも首位打者となり、史上初の両リーグ首位打者となったのが江藤慎一だ。 64年、王貞治が本塁打、打点の2部門で独走、打率も9月に入ってか...
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U18杯日本代表悲願の初Vは大阪桐蔭・前田悠伍の投球次第、“最大のライバル”米国戦に先発予定
「引退してからはしっかりと自分を見つめ直して、脱力するフォームに変えてきました。(大阪大会の)決勝よりかはいい感じです」 そう口にするのは、U18高校日本代表の大阪桐蔭・前田悠伍(3年)。W杯(台湾)では、9月3日の米国戦に先...
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西武・山川穂高に浮上する親会社、フロントとの浅からぬ溝 強制性交容疑は不起訴も球団大慌て
西武の山川穂高(31)、嫌疑不十分で不起訴──。このニュースに最も驚いたのは、他ならぬ球団だったという。 29日、東京地検は知人女性に性的暴行を加えたとして強制性交容疑で書類送検された山川について、「犯行を認めるに足りる証拠...
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早大が高校有望株乱獲へ大攻勢! U18代表、麟太郎、甲子園V選手まで…慶応には負けられない
「ワセダへの進学が一番多いのではないか」 あるアマ球界関係者がこう言うのは、U18高校日本代表メンバー20人についてだ。 28日に行われた大学日本代表との壮行試合で先発した前田悠伍(大阪桐蔭)ら複数選手がプロ入りを希望...
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大学や社会人は他球団以上に警戒すべき プロは微妙という選手は狙い目
「こら! また、夜中まで酒飲んでたんだろ。おまえの担当地区の学校の試合だろうが……」 甲子園のネット裏のスカウト席で、頬づえつきながら居眠りしてたら、いきなり部長に起こされた。 マウンド上で腕を振っている右腕をチェック...
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元阪急・高井保弘 圧巻の予告決勝弾「俺が決めちゃる。おまえは道具持ってバスで待っとけ」
1981年9月3日の阪急対西武戦、2対2の同点で迎えた九回裏に阪急の高井保弘が試合を決めるサヨナラ本塁打を放った。それは、現在でも世界記録となっている通算27本目の代打本塁打だった。 愛媛の今治西高から社会人の名古屋日産を経...
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甲子園球場「銀傘拡張構想」ようやく発表…水面下で行われていた阪神電鉄vs高野連の綱引き
必ずしももろ手を挙げて……というわけではないのかもしれない。 甲子園球場を保有する阪神電鉄が28日、球場の内野席上にある銀傘を一、三塁のアルプス席まで拡張する構想を発表した件である。 この構想は6月末、スポーツ報知が...
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衣笠祥雄は左肩を骨折しながらフルスイング「1球目はファン、2球目は自分、3球目は西本君のために」
1987年、当時の世界記録である2215試合連続出場を樹立し、王貞治に続くプロ野球選手2人目となる国民栄誉賞を受賞した。17年にも及ぶ連続出場記録ももちろん偉大だが、70年代後半から80年代にかけて圧倒的な強さを誇った広島黄金時代に...
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「ピッチクロック」導入の都市対抗野球では混乱もあったが…私は賛成だ
63年前に私も出場したくらいだから、その歴史は長い。開催中の「都市対抗野球」である。 1927年に始まったこの大会で、新たな試みが行われている。今季からメジャーリーグで導入された「ピッチクロック」が採用されているのだ。 ...
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オリ中嶋監督の訴えはさもありなん! 今や「お荷物」でしかない球宴の存在意義
「ケガをしないでほしいと思います」 球宴で全パの指揮を執るオリックス・中嶋聡監督(54)が18日、オールスターの日程についてこう苦言を呈した。 【写真】この記事の関連写真を見る(37枚) 「4日で2試合というのはお...
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元ヤクルト鈴木康二朗 世界記録の756号を浴びた投手の意地「王さんに打たれて頑張れた」
WBCの日本の優勝に全国が熱狂したが、今から46年前の1977年も日本中がプロ野球の話題で大いに盛り上がった。 巨人の王貞治がハンク・アーロンの持つ通算本塁打の世界記録をまさに破ろうとしていたからである。 全国民が固...
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青学大・常広羽也斗はドラフトの目玉も即戦力にあらず?「2つのキズ」をスカウト指摘
「今オフのドラフト1位指名は確実。だからといって、来年からバリバリ一軍で……という投手ではない」 こう話すのは、セのスカウトだ。 11日に行われた全日本大学選手権決勝戦。青学大はエースの常広羽也斗(4年=大分舞鶴)が明...
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工藤公康さん 人生のターニングポイントは4回「高校進学で人生が変わった」
プロ野球選手として現役中に14回のリーグ優勝、11回の日本一に輝いた工藤公康さん。監督としても5回日本一を成し遂げた球界のレジェンドだが、野球人生の大きな節目、ターニングポイントが何度もあった。著書「工藤公康 配球とは」にちなんだ「...
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侍Jを世界一に導いた栗山監督から送られてきた 筆で書かれた手紙の中身
自宅に1通の手紙が届いた。今月2日のことだ。日付は5月30日とある。差出人は3月のWBCを制し、任期満了で5月末に退任した侍ジャパンの栗山英樹監督からだ。 今年1月に放送されたテレビ朝日系「GET SPORTS」で栗山監督と...
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98年ベイスターズ日本一の立役者“ 史上最強助っ人”ローズと旧交を温めた横浜の夜
ボビーと20年ぶりに再会した。1998年の横浜日本一の立役者のひとり、「ボビー」の愛称で親しまれたロバート・ローズ(56)である。 DeNAが3日の西武戦前に企画してくれたセレモニー、「BACK TO THE 1998 BA...
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天理大・真城翔大が大学選手権史上8人目達成!ノーノー生んだ「打者の手元で伸びる速球」
「スプリットもあるけど、何よりストレートがいい。この日の最速は142~143キロも、腕の振りが柔らかく、打者の手元でピュッと伸びている。打者は球速以上に速く感じているはず。なおかつ腕が遅れて出てくるので、どうしても差し込まれてしまう。...
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巨人か侍Jか「高橋由伸監督」の実現度…WBC東京プール主催の読売が担ぎ出したいのは?
侍ジャパンの次期監督候補として巨人の前監督・高橋由伸氏(48)が浮上している。WBCの東京プールを主催する読売本社の意向だという。 高橋氏は現役時代、日本代表として2004年のアテネ五輪に出場した。15年に引退後、16年から...
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侍J「ポスト栗山監督」最適な3人の名前…後任候補にイチローや松井秀が浮上するバカバカしさ
侍ジャパンの次期監督にイチロー(49=マリナーズ会長付特別補佐)、松井秀喜(48=ヤンキースGM特別アドバイザー)が浮上──。 スポーツメディアは、3月のWBCで世界一を奪還した栗山英樹監督(62)の後任として、日本が誇るス...
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【追悼】中西太さん…名伯楽の神髄を“一番弟子”だった元ヤクルト八重樫幸雄氏が語る
5度の本塁打王を獲得するなど、「怪童」と言われた元西鉄の中西太氏が11日に亡くなった。90歳だった。1971年のヤクルト、日本ハム、阪神などで監督、コーチを務め、臨時コーチを含めて幾多の選手を育てた。中西氏の「一番弟子」でその指導理...
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ドラ1候補の専修大・西舘昂汰は意外にも心配性…死球不安で評判のシュート投げないと吐露
16日の東都大学野球2部で専修大の先発・西舘昂汰(4年=筑陽学園)が、東洋大打線を無失点に抑え完封勝利。ネット裏に集まった11球団25人のスカウトに猛アピールをした。自らのミスでピンチを招く場面でも動じることなく要所を締めるピッチン...