ゴルフ
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日本勢21人出場の全米女子OP なぜコースを知るプロキャディーは竹田麗央を推すのか
舞台は米国北東部ペンシルベニア州にあるランカスターCC(6583ヤード・パー70)。前回は2015年に開催され、13人の日本勢が出場。8人が予選を通過し、通算3アンダー5位に入った大山志保は最終日に優勝争いで見せ場をつくった。 同コ...
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なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか
毎週のようにフレッシュな女子プロが活躍し、華やかな試合が繰り広げられている女子ゴルフツアー。その裏で日本女子プロゴルフ協会(小林浩美会長)は多くのトラブルを抱えており、表の顔(ツアー競技)と裏の顔(協会運営)がまったく違う。 ...
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狭くなっていく「全英への道」…4枚の切符が消失、R&Aの決定に抱く懸念
木下稜介が3年ぶりに通算3勝目をあげた「~全英への道~ミズノオープン」。全英オープンの国内選考会としてファンにもお馴染みの大会ですが、今年は大きな動きがありました。昨年までこの大会の上位4人に与えられていた出場枠が、今年は3人に減り...
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5.30日開幕の全米女子OP 岩井姉妹のリベンジ成否は「雑草が多いグリーン」の対応力次第
【リゾートトラストレディス】最終日 「今シーズン、1勝することができてホッとしています。次の試合でも優勝目指して頑張ります」 1打差2位から出た岩井明愛(21)が68で回り、通算15アンダーで逆転優勝。ツアー4勝目となっ...
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若林史江さん(4)一発逆転を狙うと株もゴルフも失敗します 誘惑に負けず、グッと自分を抑えるべし
ベストスコアは76です。すごく短いコースでしたけどね(笑)。ちなみに私はレディースティーでは回りません。自分が一番いいスコアで上がってオナーになっても、レディースティーだと最後に打たなきゃいけない。それが嫌なんです。自分がいいスコア...
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天本ハルカは遅れてきた黄金世代 粘り強いのは何度もプロテストに跳ね返されて学んだから
いま女子プロテストは受験者が非常に多く、合格率は約3%という狭き門です。その難関を5度目の挑戦で突破したのが「パナソニックオープン」で初優勝を挙げた天本ハルカです。勝みなみ、小祝さくら、渋野日向子らと同じ1998年生まれ。同世代15...
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アイアンはなぜ「7番」が最も飛ぶように設計されているのか
1ヤードでもボールを遠くに飛ばす……ドライバーだけでなく、アイアンも飛距離を重視したモノ作りがなされている。理由は単純で、アイアンも「飛び」を強くアピールしたモデルの方が売れるからである。 さて、このアイアンの飛距離性能。強...
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原英莉花が抜け出せない泥沼不振…モタモタしてたら米ツアー予選会に間に合わないぞ
今季は不調が続く原英莉花(25)。ここまで10試合で予選落ち4回、ベスト10入りはたったの1回だが、リゾートトラストレディス2日目(兵庫・関西GC=6545ヤード・パー72)が終わって通算6アンダー。首位に3打差11位につけている。...
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竹田麗央「全米女子プロ」欠場のバカバカしさ 「出てみたい」のは国内最高賞金大会だって
【リゾートトラストレディス】第1日 5月30日開幕の全米女子オープンに出場する竹田麗央(21)は、首位に4打差1アンダー31位タイとまずまずのスタート。今季2度目の連勝で4勝目を狙う。 前週まで世界ランキング64位だっ...
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プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本
今季ツアー開幕に合わせた日本女子プロゴルフ協会の肝いり新規プロジェクト「応援ゲームアプリ」がいまだにスタートできないトラブルはすでに取り上げた。 しかし、協会の小林浩美会長の悩みのタネは、ゲームアプリよりも大会主催者からの主...
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米ツアー10位以内5回の古江彩佳の世界ランクはなぜ、国内女王・山下美夢有より下なのか…パリ五輪代表決定まで1か月
納得できないファンもいるはずだ。 女子ゴルフは20日付の世界ランキング(ロレックスランキング)が発表され、前週国内ツアーで今季3勝目を挙げた竹田麗央(19)は、64位から50位に大きく順位を上げた。27日付75位以内の資格で...
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竹田麗央わずか1カ月で怒濤の3勝目! 不動裕理の年間最多「10勝」更新に現実味
ブリヂストンレディス(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード・パー72)最終日。竹田麗央(21)が大会記録を1打更新する通算14アンダーで優勝した。 竹田はプロ初勝利を挙げた4月中旬から約1カ月で6戦3勝。今年12試合で最...
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若林史江さん(3)人生で1度はと夢見たHIOだったけど…ボールがカップに転がっていくのを見て、心の中で「やめてくれ!」
大山志保プロに教わってフェアウエーウッドが当たるようになってからも、120台のスコアが続きました。グリーン回りからのアプローチが寄らないのです。 練習しました。アプローチの練習場があるコースをラウンドする時は、朝早く行って8...
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「転がりの良さ」をアピールするパターは必ずしもパッティングで役立つとは限らない
いい感じで打ったのに、ボールがひと転がり足りなくてカップインできなかった……。 この手のミスに悩むゴルファーに応えるべく、メーカーはこぞって「転がりの良さ」をアピールするパターを市場に投入している。ドライバーと同じく、パター...
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15歳アマのリ・ヒョソンが見せたチャレンジ精神と技術はプロ顔負け あるべき女子プロの姿を再認識させられた
国内メジャー今季初戦「サロンパスカップ」は、大会前日のプロアマに雨が降りましたが、初日からグリーンのスピードが戻り、大会期間中は晴天に恵まれて例年になく難コースになって各選手ともスコアメークに苦しみました。 そんな中で、昨年...
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竹田麗央はしこしこ国内女王狙いより“海外メジャーへ!”の声 たった約1カ月で3勝目目前
ゴルフの国内女子ツアー、ブリヂストンレディス(千葉・袖ヶ浦CC・袖ヶ浦C=6731ヤード)2日目、2日連続の67で通算10アンダーのトップに立ったのは竹田麗央(21)。プロ3年目の今年は4月に史上4人目となるプロ初Vから2連勝した成...
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吉田優利は米ツアーで大苦戦…30日開幕全米女子OPで「米ツアー撤退の声」吹き飛ばせるか
「木曜日ですけど、本当にたくさんの方に駆けつけていただきましたし、こんな感じの中でやっていたことを思い出しましたね。すごくいい気分で回れました」 こう語ったのは、米国から一時帰国してブリヂストン女子ゴルフ(袖ヶ浦CC・袖ヶ浦C...
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協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱
今季女子ツアーは11試合を消化し、史上4人目の初優勝から2戦連続優勝を遂げた竹田麗央をはじめ、初優勝プロが4人も出るなどフレッシュな選手の活躍で賑わいを見せる。その一方で、女子プロ協会上層部にとって不都合な事案もクローズアップされて...
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雨の日はプロでも難しい…ミスの誘発条件てんこ盛り スコアをまとめるのは謙虚な心
最終日が雨となった前週の国内女子ゴルフは、岩井千怜(21)が連覇を達成しました。この日は67の好スコアでしたが、「雨の影響なのかドライバーが左に曲がることが多かった」と語っていました。ローズ・チャンが最後のバック9で大逆転劇を見せた...
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岩井千怜が今季2勝目 米挑戦のカギはドライバー…「曲げても乗せる」は海外メジャーでは通用せず
【RKB×三井松島レディス】最終日 この日のようには行かないだろう。 首位タイ発進の岩井千怜(21)が67で回り、大会新記録の通算12アンダーで逃げ切り勝ち。自身初の大会連覇を果たした。今季早くも2勝目(通算6勝)でメ...
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若林史江さん(2)大山志保プロの教えがなかったら私のゴルフ人生は終わっていたかもしれません
コースデビューのスコアは126でした。最初がよかったんで「こんなもんか」って思ったんですけど、そこから転がるように落ちていき、ボールを打てなくなってすごく苦労しました。 当時、神宮前(東京都渋谷区)に住んでいて、明治神宮外苑...
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ミニドライバーが打ちやすいのは通常より約5cmも短く、振りやすくて当てやすいから
テーラーメイドから登場したヘッドが小ぶりなミニドライバー。売れ行き好調なのが影響しているのだろう、今年に入ってキャロウェイ、そしてタイトリストもヘッド体積が350㏄以下の小ぶりなドライバーの市場投入を決めている。 このミニド...
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国内男子ツアーが海外メジャーから見捨てられる日…世界ランキングポイントの配分激減で価値大暴落
縮小の一途を辿るのか。 今季メジャー第2戦の全米プロゴルフ選手権(ケンタッキー州バルハラGC)が5月16日に開幕する。 日本勢は松山英樹(32)、中島啓太(23)、久常涼(21)、金谷拓実(25)の4人が出場。松山は...
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タイガー・ウッズは話題性と視聴率のための“客寄せパンダ” USGAが全米OPに特別招待する思惑
すでに過去の人である。 全米ゴルフ協会(USGA)は2日、6月13日開幕の全米オープン(ノースカロライナ州・パインハースト№2)にタイガー・ウッズ(48)を「特別招待」すると発表した。 ウッズは今大会に過去3度(20...
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ひっそり行われている関東大学リーグ戦には楽しみな「原石」がゴロゴロしている
正月の風物詩として人気の箱根大学駅伝は、関東学生陸上競技連盟の最大イベントですが、関東学生ゴルフ連盟主催の競技会が脚光を浴びることはほとんどありません。 5月5日から2日間、今年度の関東大学春季Aブロック対抗戦(春のリーグ戦...
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若林史江さん(1)コースデビュー前に父から金言「最初のラウンドは“ゴルフの一生”を決める。慎重に相手を選べ」
練習場でゴルフクラブを初めて握ったのは、中学3年の時でした。いきなりドライバーが気持ちよく打てて、真っ暗な夜空に真っ白なボールが飛んでいく光景を今でも思い出します。あの時の球筋が一番良かったんじゃないか、というくらいのショットでした...
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行き過ぎたクラブの軽量化はゴルファーの老化現象を加速させる
今どきのゴルフクラブと50年前のゴルフクラブを比べると、その違いがもっとも大きいのがドライバーだろう。ヘッド素材は木製(パーシモン)から金属製のチタンに変わり、体積は3倍以上になった。ヘッド重量は昔も今も200グラムほどであるが、ク...
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佐久間朱莉が高速グリーンで魅せて…国内メジャーであるか、ジャンボ尾崎門下生同士のV争い
「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(茨城GC東C=6665ヤード・パー72)は初日から天候に恵まれていることが、選手を苦しめる一因になっている。 今大会は公式競技(国内メジャー)ということでコース難度が高...
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あるか原英莉花「3冠」取り 今季7試合で予選落ち3回の絶不調も…スイッチ入れば一発大穴のワンチャンス
2日開幕の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(茨城GC東C=6665ヤード・パー72)は、国内ツアーに4つある公式競技(メジャー大会)の1つ。先週行われたシニアのレジェンズツアーに優勝した永久シードの不動裕理(...
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日本人6人目の欧州ツアーV!桂川有人の挑戦スタイルが若手プロのスタンダードになっていく
167センチ、70キロ。日欧両ツアー共催「ISPSハンダ 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」で優勝した桂川有人(25)は、日大時代から知っている選手ですが、昨今のプロゴルフ界では極めて小柄です。 昨年は米下部のコーンフ...