ゴルフ
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米女子ツアー最終予選通過者はこれで万々歳ではない 1年目に待ち受ける長距離移動、食事の苦労、酷暑
米アラバマ州で行われている来季の米女子ツアー出場権を争う最終予選会(Qシリーズ)の最終日は岩井姉妹、山下美夢有、吉田優利らが上位にいますが、悪天候で中断。翌日(現地10日)に延期された。降雨や寒さの中、5日間90ホールの戦いは厳しく...
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来季米国で戦う竹田麗央がメジャー覇者・古江彩佳から「学ぶ」べきもの
日立3ツアーズ選手権(千葉・京葉CC)は、女子プロ(JLPGA)の連覇で幕を閉じた。 今年は海外メジャーのエビアン選手権を制し、年間平均ストローク1位(69.99)のベアトロフィーも獲得した古江彩佳(24)が参戦。勝利に貢献...
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城彰二さん(4)父は真のゴルフバカでした 亡くなるまでにした5回のラウンドが唯一の親孝行
ベストスコアは68です。今年の2月に69が出て、その翌週に自己ベストを更新しました。 場所は埼玉県の鳩山カントリークラブ。佐藤一成プロと一緒でした。ティーチングプロ会員だった佐藤プロは、今年8月に50歳でプロテストを通り、予...
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桑木志帆ツアー初Vから3勝のウラに3人の有能スタッフ…コーチ、トレーナー、キャディーの支えで来季も期待大
今季女子ツアーは初優勝から8勝を挙げて、初の年間女王に輝いた竹田麗央が大いに注目されましたが、初優勝から3勝マークの桑木志帆も目覚ましい活躍を見せました。 1勝目の「資生堂レディス」は逆転。2勝目「ニトリレディス」は逃げ切り...
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大きく出遅れた原英莉花に「最終日」はあるか…現時点では予選通過に“赤信号”
2025年の米国女子レギュラーツアーの出場権をかけたQシリーズ・ファイナルクオリファイングトーナメント(最終予選会)が5日に開幕した。 会場は米アラバマ州マグノリアグローブGCのクロッシングズC(6664ヤード・パー72)と...
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首位快走の荒木優奈は故郷“ゴルフ王国”の先輩に続くか 武器はナショナルチームで鍛えられた屈強メンタルとパット精度
【JLPGA新人戦加賀電子カップ】第2日 ここまで来たら優勝を逃すわけにはいかない。 今年のプロテスト合格者25人(山口すず夏は米女子ツアー最終予選会に出場)が参加し、3日間54ホール・ストロークプレーで行われる今大会...
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QT目前に上井邦浩君に起きた奇跡の逆転シード入り…最終ホールで《トドメを刺されたな》とうなだれた直後のまさか
エリエール女子ゴルフでバッグを担いだ木戸愛ちゃんは1打差で予選落ち。シード権は取れませんでしたが、ランク54位で来季は第1回リランキングまで出場できる“準シード”になりました。 翌週は男子のカシオワールドで上井邦浩君とコンビ...
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双子だから気になる岩井姉妹の“落とし穴”…スポンサーも「セットの価値」重視、のしかかる壮絶重圧
来季の米女子ツアー出場資格をかけた最終予選会が5日から米アラバマ州のマグノリアグローブGC(クロッシングズC・パー72、フォールズC・パー71)で始まる。 出場者は99人で、日本勢は7人が参戦。今季同ツアーでシード権が取れな...
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日本シリーズで思い出す 怖さ知らずのパッティングで制した青木功さんとのプレーオフ
賞金王争いが注目された今年の日本シリーズは、金谷拓実が逆転で僅差のマネーレースを制しました。 会場の東京よみうりCCはこの時季、硬く締まった高速グリーンが選手を苦しめます。やや砲台で傾斜もきついので、ラフからのショットをピン...
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国内男子賞金王と大騒ぎしても女子ツアーでは五指にも入らない現実…今季「億り人」は女子7人で男子2人
【日本シリーズJTカップ】最終日 6人に賞金王の可能性があった男子ゴルフの最終戦は、賞金ランク1位の平田憲聖(24)が通算イーブンパーの17位に終わり、同ランク2位で通算9アンダー3位に入った金谷拓実(26)が約288万円差を...
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石川遼は優勝が絶対条件 最終日の難関18番ホールで逆転賞金王のドラマは生まれるか
【日本シリーズJTカップ】第2日 今大会はディフェンディングチャンピオンと今季ツアー優勝者、賞金ランク25位までの30人だけが出場するエリート大会だが、毎年選手を苦しめるのが18番パー3(224ヤード)だ。奥行35ヤードのグリ...
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《20試合を切ったら死活問題。何とかして欲しい》トップ選手の悲痛な叫びはJGTOに届いているのか
「20試合を切ったら僕らの死活問題になります。何とかして欲しい」 ツアー関係者にそう訴えたのは、ある男子のトッププロだ。もちろんこれは彼個人の意見だけではなく、大勢のツアープロの声を代弁した言葉でもある。 彼の話では、...
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男子の賞金争いの注目さらう女子プロQTファイナル「ファン爆増人気ルーキー」のスコア
【女子プロゴルフ QTファイナルステージ】 国内男子ゴルフは28日開幕の日本シリーズJT杯(東京・東京よみうりCC)が最終戦。優勝賞金は4000万円と高額のため、賞金ランク1位の平田憲聖(24)から6位の石川遼(33)まで賞金...
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ツアー選手の年間評価に“賞金ランク”は適正か? 大会毎の賞金格差を前に無理がある
米女子ツアーの古江彩佳が、平均ストローク69.99で日本人初の「ベアトロフィー」(最少平均ストローク賞)を獲得しました。長年同ツアーを見てきましたが、日本人選手もここまできたかと、感慨深いものがあります。 「ベアトロフィー」は...
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海外目指す女子プロの新トレンドは…公式戦Vから米ツアー移籍、そして「寿引退」
今季の国内女子ツアーは桑木志帆(21)の完全優勝で幕を閉じた。桑木はこの勝利でツアー通算3勝目。初の公式戦制覇で3年間の複数年シード権を手にした。 【写真】この記事の関連写真を見る(09枚) 複数年シードは2019年に...
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城彰二さん(2)ティーを立てることすら知らない状態で臨んだ初ラウンド、結果は「96」でした
現役時代はゴルフに何の興味もなかった僕ですが、31歳で突然、ゴルフに触れるきっかけが訪れます。テレビ東京から「ある程度のお金を用意しますので、そのお金をのちの人生を裕福にするために使ってほしい」という企画が持ち込まれたんです。40万...
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山内日菜子 プロにとって初優勝よりも2勝目が難しい理由
今年の「伊藤園レディス」は山内日菜子がツアー2勝目を挙げました。 直前までシード圏外のポイントランク73位。本人も来季出場権をかけて今月26日からのファイナルQTを覚悟していましたが、2年連続のシードをキープできました。 ...
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“竹田麗央のための1年”を締めくくる最終戦で脇役たちの「最後は自分」
【JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ】第2日 今季初シードの竹田麗央(21)は、日本女子プロ、日本女子オープンを制し、4月の初優勝から8勝を挙げ、年間女王になった。エントリーしていた12月の米女子ツアー予選会(5日...
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原英莉花「メジャー女」の本領発揮で雑音吹き飛ばすか…首位に1打差2位の好スタート
【JLPGツアーチャンピオンシップリコーカップ】第1日 この試合に勝って勢いづけたいところだ。 原英莉花(25)が7バーディー、2ボギーの67。首位に1打差5アンダーの2位と好スタートを切った。 原は通算5勝の...
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柏原明日架ちゃんの予選会で「押しかけキャディー」をやった顛末
女子ツアーは前週の大会で来季のシード選手が決まりました。メルセデスランク50位までに食い込めず、1回目のリランキングまでの出場資格も獲得できなかった56位以下の選手は、来週行われるファイナルクォリファイングトーナメント(QT)で出場...
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日米ゴルフツアーの「賞金女王」はこんなに違うのか!目玉が飛び出るとんでもない賞金格差
日米の女子ツアーは21日に今季最終戦が開幕する。 国内のツアー選手権リコーカップ(宮崎・宮崎CC)は、来季から米女子ツアーに〝移籍〟する年間女王の竹田麗央が最終組で大会3連覇を狙う山下美夢有と回る。 “賞金女王”の竹...
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米ツアーで生き残るために必要なものは何か…壁に立ち向かうか、諦めるかはその人次第
日米女子ツアーの来季シード選手が決まりました。米ツアーのポイントランクがギリギリ80位だった勝みなみは、前週の試合で78位に上がり3季目に入ります。 吉田優利と稲見萌寧はシード圏外となり、報道によれば吉田は再び予選会を受け、...
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かつてのビッグトーナメントも松山英樹がいなければドッチラケ…国内男子ツアーの厳しい現状
【ダンロップフェニックストーナメント】最終日 首位と7打差3位発進の松山英樹(32)は、6バーディー、1ボギーの「66」。通算18アンダーまでスコアは伸ばすも、4打及ばず2位タイに終わった。優勝は通算22アンダーで大会レコード...
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城彰ニさん(1)ノンプロ野球選手だった父のせいで、子どもの頃はゴルフが大嫌いでした
ノンプロ(実業団野球)の選手だった父は、昔からゴルフも大好きでした。僕にもジュニア用の小さいクラブを作ってくれましたが、それを振った記憶がありません。たぶん、ものすごく嫌になっちゃったんですね。 理由はただただ、練習場で父が...
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米ツアー参戦決めた竹田麗央 とんでもない記録を 「置き土産」にできるか
「まさかここまでやるとは……」 ツアー関係者が呆れ顔でこういったのは竹田麗央(21)のことだ。 日刊ゲンダイは9月3日付の紙面で《竹田麗央 年間最多勝は無理でも狙える2つの「アレ」》という記事を掲載した。 この...
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米ツアー再挑戦の石川遼を待つ「過酷な試練」…6年ぶり同組の松山英樹には“完敗”
【ダンロップフェニックス】(宮崎・フェニックスCC=7042ヤード・パー71)第1日 2年連続出場の松山英樹(32)は、首位に2打差の4アンダー8位タイと好発進。前週優勝の石川遼(33)は、松山とは6年ぶりに試合の同組で回って...
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パット上手な鈴木愛ちゃんは食事の約束をした日も一番遅くまで練習していた
今季序盤に2連勝した鈴木愛ちゃんのパット上手はゴルフファンならご存じでしょう。しかも、アプローチのレベルもめちゃ高いですよ。小技が得意なのは、やっぱり練習のたまものです。 僕が愛ちゃんのバッグを初めて担いだのはプロ入り2年目...
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今週だけは国内男子ツアーがアツい!予選ラウンドは松山英樹&石川遼&新星16歳アマ王者が同組に
国内ゴルフツアーもいよいよ終盤。女子は残り2試合、男子は3試合となった。 今年も人気で女子に圧倒された男子ツアーも、今週だけはゴルフファンの熱い視線が注がれるのではないか。14日開幕の「ダンロップフェニックス」(宮崎・フェニ...
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石川遼の迷いがないゴルフから「御殿場」との相性のよさを感じた...16度目の出場で4度目V
三井住友VISA太平洋マスターズで、石川遼が大会最多の4勝目を挙げました。16度目の出場で4度目の優勝です。会場の「太平洋御殿場」とは、よほど相性がいいのでしょう。 プロ野球の投手でも球場によって、「ここのマウンドは投げやす...
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石川遼がいくら勝っても男子ツアー人気回復につながらない…大会最多4勝目、ツアー通算20勝目
【三井住友VISA太平洋マスターズ】 首位と1打差の2位発進の石川遼(33)が18番のバーディーで劇的な逆転勝利。今季2勝目を挙げた。 年間複数回優勝は3勝した2019年以来5年ぶり。大会最多の4勝目は、ツアー通算20...