今年は「フジ問題」のおかげでちょっぴり楽…全米女子OP予選会受験者の本音
女子ゴルフは3月24日付けの世界ランキングが発表された。トップ3は、ネリー・コルダ、ジーノ・ティティクル、リディア・コ。米ツアー組では、古江彩佳が日本勢最上位の7位。山下美夢有14位、竹田麗央15位、笹生優花19位、岩井明愛24位、西郷真央34位、畑岡奈紗36位と続く。国内で前週優勝の吉田優利は54ランクアップの96位に浮上。開幕から2試合連続2位の菅楓華は153位から102位へジャンプアップした。
今回のランキングは重要だった。40位までは、今季メジャー初戦の「シェブロン選手権」(4月24日開幕=米」テキサス州ザ・クラブ at カールトン・ウッズ)に出場でき、75位までは、全米女子オープン」(5月29日(ウイスコンシン州エリンヒルズ)の切符が得られたからだ。
前週の国内大会で3位の河本結は6ランクアップして71位となり、狙っていた全米OPの切符を手にした。ちなみに、「全米」出場権は、本戦開催前週の5月19日付ランキング75位までにも与えられる。
女子ゴルフの海外メジャーは、シェブロン、全米女子OP、全米女子プロ、エビアン選手権、全英女子OPの5大会あるが、世界の女子ゴルファーが「絶対に出たい」という夢舞台は全米女子OP。この大会には世界ランク以外に、世界各地で行われる予選会でも切符獲得のチャンスがある。