ゴルフ
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今どきの大型ドライバーは打点位置がヒールに偏りやすい
この50年でゴルフクラブは大きく様変わりしているが、その最たるものがドライバーだ。ヘッドは木製から金属のチタンになり、ヘッド体積は2倍以上大きくなった。 ヘッドの大型化はやさしさ(芯の広さ)につながっているが、実は良いことば...
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海外メジャー開幕戦も絶不調…渋野日向子は“過去の法則”からして「予選落ち」が濃厚に
【シェブロン選手権】第1日 ◇ ◇ ◇ 日本勢は最多の10人が出場する女子の海外メジャー初戦が開幕した。 昨年の大会初日、日刊ゲンダイは「シブコ 海外メジャーの『法則』」の見出しで以下の事実をこう報じた。...
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渋野日向子「特典」が今年で期限切れ…来年から海外メジャー出場は全英女子だけに?
まさかの優勝争いはないか。 今季女子ゴルフの海外メジャー初戦、シェブロン選手権(ザ・クラブatカールトン・ウッズ=米テキサス州)が日本時間18日に開幕する。 日本勢は最多の10人が出場。今季好調でポイントレース3位の...
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改めて知ったオーガストの恐ろしさ…松の大木を根こそぎへし折る強風に心も折られる
この時季、鮮やかな新緑とアザレアがきれいなオーガスタは穏やかな天候の日ばかりではありません。昨年のマスターズは2日目の嵐で17番ティーイングエリア横の松の大木が3本、根こそぎ倒れ、今年は初日から風速10メートル以上の強風が吹き荒れま...
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竹田麗央がツアー初Vで踏み出した「はじめの一歩」…叔母は日米通算19勝の元賞金女王
【KKT杯バンテリンレディスオープン】最終日 ◇ ◇ ◇ 「ここから大きくなるかが懸かっている」 こう言ったのは、テレビ中継の解説をしていた叔母の平瀬真由美(54)だ。 女子ゴルフの「KKT杯バンテ...
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シェフラーがマスターズ優勝 LIV組を抑え2度目のグリーンジャケットで「世界最強」を再証明
【マスターズ】最終日 混戦の最終日を制したのは「世界最強」だった。 2日目まで強風が吹き荒れた今大会はスコアが伸びず、混戦となった最終日。逃げるS・シェフラー(27)を追いかけるC・モリカワ(27)、L・アベルグ(24...
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岩崎恭子さん(2)レスリングの吉田沙保里さんはほとんどテイクバックしないでいきなりパシーン
一緒にプレーする方々は、スポーツ選手だけでなく経営者の方たちやその知人など、本当にさまざまです。ゴルフ部出身の方なども含めて、プレーだけでなく、お食事をすることもあります。同じ日大出身のプロはたくさんいますが、横尾要さんはご一緒した...
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巨大な慣性モーメントのドライバーはFWやアイアンとのつながりが悪くなる
「より遠く」 「もっとピンの近くに」 ゴルフクラブに求められる性能はここに集約されるが、この2点を満足させる要素としてメーカーが注力しているのがヘッドの慣性モーメント数値だ。2024年の新作ドライバーの中には、この慣性モ...
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ツアー初V阿部未悠は勝機を見逃さずギアの上げ方がうまい
先週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は、ともにツアー初優勝を狙うプロテスト合格同期の2人が最終ホールまで素晴らしいゴルフを見せてくれました。 同じ首位タイ発進から65で回り1打差で勝利をつかんだのが阿部未悠であ...
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マスターズ2度目V狙う松山英樹は大きく出遅れ…過大評価のシェフラーを蹴落とせるか
【マスターズ】第1日 ◇ ◇ ◇ 2021年大会を制して2度目の優勝を狙う松山英樹(32)は初日、1バーディー、5ボギーの76。4オーバーと大きく出遅れた。 ラウンド後、「(パットを)自信を持って打ってい...
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岩井ツインズの姉・明愛 海外メジャー直前に完全復活の狼煙を上げられるか
今季初Vで連覇なら最高だろう。 12日開幕のKKT杯バンテリン女子オープン(熊本空港CCカントリークラブ=6518ヤード・パー72)で連覇を狙うのが岩井明愛(21)だ。 昨年の大会でツアー初V。妹・千怜と双子そろって...
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渋野日向子は復調の兆しをチラッと見せた 来週のシェブロン選手権は楽しみ
今季から「ストロークプレー」と「マッチプレー」を組み合わせた大会になった「Tモバイル・マッチプレー」には6人の日本選手が出場。4日目のマッチプレーに進めたのは勝みなみだけでした。勝は終盤に池に落とすミスにより準々決勝で敗退。最終日に...
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ツアー初Vの阿部未悠と佐久間朱莉の明暗を分けた「名物16番H」のピンポジション
【富士フイルム・スタジオアリス女子オープン】最終日 通算8アンダー発進の阿部未悠(23)と佐久間朱莉(21)の優勝争いは、阿部が14番から怒涛の4連続バーディーでスコア65と爆発。トーナメントレコードの通算15アンダーで念願の...
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岩崎恭子さん(1)最初はゴルフボールを投げる練習からさせられました
ゴルフは、大学を卒業した後で本格的に始めました。 もう競技からは引退していたのですが、「ゴルフをやった方がいろいろと世界が広がるよ」と勧めていただいたんです。現役の頃からお世話になっていてJOC(日本オリンピック委員会)のお...
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慣性モーメントが巨大なドライバーはヘッドスピードが落ちる
近年、ゴルフクラブのやさしさの指標となっているのが慣性モーメントの数値だ。 2024年の新作ドライバーにしても、ヘッド慣性モーメントが1万グラム・平方センチメートルを超えたことをアピールしたモデルが登場している。 さ...
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渋野日向子に未曾有の危機…昨季以上に精神的ダメージ大きい「5戦連続予選落ち」
米女子ツアー「Tモバイルマッチプレー」2日目、通算10オーバー68位で姿を消した渋野日向子(25)は、4大会連続の予選落ちとなった。 4日間プレーして1オーバー69位だった初戦のホンダLPGAタイランドは予選落ちのない大会だ...
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稲見萌寧も四苦八苦…ルーキー3人に米女子ツアーの“洗礼” コース難易度は日本と雲泥の差
開催中のTモバイル・マッチプレーの舞台はラスベガス郊外のシャドークリークGC(6804ヤード・パー72)。高級プライベートコースだが、系列ホテルに宿泊すればビジターでも平日ならラウンドできるそうだ。 しかし、こんな難コースで...
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不振の渋野日向子だが…1対1のマッチプレーデビューであるか25歳の「初体験」
うれしい「初体験」までいくか。 「Tモバイルマッチプレー」(米ネバダ州・シャドークリークGC=6804ヤード、パー72)が現地3日に開幕。昨年まで古江彩佳(23)が2年連続2位の大会だ。 ゴルフの原点といわれる「マッチ...
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日本男子勢が海外で勝つことが特別でなくなった最大の要因
今年に入って3人目の初制覇です。欧州ツアーの「ヒーロー・インディアン・オープン」で、ツアー参戦1年目の中島啓太(23)が通算17アンダーで優勝。日本人の同ツアー優勝は、青木功さん、松山英樹(32)、久常涼(21)、星野陸也(27)に...
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小祝さくら「黄金世代」で最速10勝の是非…米ツアー興味なく目指すは“国内最多V女王”か
【ヤマハレディースオープン葛城】最終日 最速の2ケタ勝ちだ。 小祝さくら(25)が5打差5位タイからスタートして67をマーク。通算10アンダーで今季初優勝は、ツアー通算10勝目となった。 「10勝目は本当にうれし...
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ラッシャー板前さん(4)何の感動もなかったホールインワン。しかもダンカンさんのせいで…
ベストスコアは36、44の80です。午前中にチップインが2回あって、2個目は9番のロングホールでした。チップインバーディーで36。これはもう70台は堅いぞと思ったら、後半は見事に44でしたから(笑)。午後のスタートでいきなり8ぐらい...
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臼井麗香はスイング改造で体とクラブの動きが連動 不振を乗り越えツアー初V
最終日が悪天候のため中止になった「アクサレディス」は、2日目が終わって単独首位の臼井麗香がツアー初優勝。主催者推薦出場で、自身今季初戦という数少ないチャンスを見事につかんでみせました。 彼女を初めて見たのは初シードを手にした...
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日本ゴルフツアー機構の新体制に望む「早急に手をつけるべき4つの事案」
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の新体制が3月19日からスタートした。新会長には外部招聘の諸星裕氏(77=米ミネソタ州立大学特別功労教授、元JGTO副会長)が就任。副会長には元日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘氏(68)とジャパンゴル...
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男子ツアー開幕戦初日に大爆発! 早大2年中野麟太朗 「都の西北」からマスターズへ
「(早大スポーツ科学部)在学中にアマチュアでレギュラーツアーに勝つことが目標」という中野麟太朗(2年.20)。 東建ホームメイトカップ第1日(東建多度CC名古屋=7069ヤード・パー71)に1イーグル8バーディの「61」はトー...
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いよいよ男子国内ツアー開幕…今年も「女子ツアーの脇役」に甘んじることにならないか
日本の男子プロは昨年から海外で華々しい活躍をしている。9月には久常涼(21)が欧州ツアーのフランスオープンで優勝。ポイント上位で今季は米ツアーに“移籍”した。今年2月には星野陸也(27)も欧州ツアーのカタールマスターズを制覇。日本勢...
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臼井麗香プロ7年目で悲願の初V 背後に女王・山下美夢有も最終日中止で“逃げ切り勝ち”
【アクサレディス】宮崎・UMKCC=6545ヤード・パー72(最終日) ◇ ◇ ◇ こんな優勝もある。 降雨によるコースコンディション不良のため最終ラウンドは中止。前日までの36ホール競技となり、通算13...
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ラッシャー板前さん(3)師匠が僕の背中を「ドーン!」これが正月特番の風物詩でした
テレビのお正月特番などでよくご一緒させていただいたのが、当時全盛を誇っていたジャンボ軍団の方たちです。アプローチで「ピタッ」と止めたり、「トントントン」とランニングを使ったり……5パターンぐらいを見せてくれるから、感動しました。 ...
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慣性モーメントが巨大なドライバーはフェースを開閉する打ち方とすこぶる相性が悪い
やさしいと評判の新作ドライバーを手に入れたにもかかわらず、左右に曲がるミスがいっこうに減ってくれない……。 クラブメーカーは慣性モーメントが巨大になったドライバーは左右のミスを軽減すると声高にうたっている。確かに物理的には慣...
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清本美波に集まるド派手デビューの期待…プロテストトップ合格のニューヒロイン候補がきょう初陣
きょう22日開幕のアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI(宮崎・UMKカントリークラブ)で、昨年のプロテストに高校3年でトップ合格した清本美波(18)がデビューする。 すでにパッチリ二重の美貌がネットで話題...
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鈴木愛の2週連続優勝で改めて分かったオフの過ごし方決める目標設定
シーズン序盤の戦い方は難しいものです。しかも、前週の女子プロ最終日は悪天候のため9ホールに短縮。降り続ける雨と寒さの中、プレーオフを制した鈴木愛が2週連続優勝で通算20勝を決めました。 鈴木はツアー30勝による永久シードと今...