ジョセフHCは続投前向きも 日本8強入りで“三つ巴”争奪戦に
「素晴らしい戦いぶりを見せている選手はもちろん、ここまで導いたJJをリスペクトしている」
公約通り、ラグビーW杯で日本を史上初の決勝トーナメントに進出させた「JJ」ことジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=49)に、強豪チームのHCから賛辞の声が相次いでいる。
日本代表は12日のプール最終戦でスコットランドを一蹴。最新の世界ランキングで過去最高の7位に浮上した。その指揮を執るジョセフHCの手腕を高く評価しているのである。日本協会はすでに、今年12月までの契約を2021年までの2年間、延長する方針。本人も続投に前向きな姿勢を見せており、大会終了後にも条件などの詳細を話し合うという。
複数のラグビー関係者によれば、ジョセフHCの現在の年俸は約4000万円。これにテストマッチやW杯などの国際大会での勝利給やボーナスなども加わり、最大で約1億円になる契約内容とみられている。
「ジェイミーの契約は強豪国の指導者の報酬と比べても、決して悪い内容ではありません。ティア2と格下扱いされてきた日本を今大会、大躍進させた手腕を協会内部では高く評価する声も聞かれる。来年以降の新たな年俸は約5000万円、勝利給やボーナスを含めれば最大で1億2000万円程度まで上積みされるかもしれません」(ラグビー関係者)