仮面夫婦といわれた松平健・大地真央の離婚
<2003年12月>
暴れん坊将軍などで知られる松平健。90年、37歳で元宝塚女優、大地真央(当時34)と結婚して周囲を驚かせた。
なれそめは87年春の帝劇「風と共に去りぬ」での共演。直後から交際がウワサされたが、松平は“口説き将軍”と呼ばれるほどの名うてのプレーボーイ、大地はアネゴ肌の性格で知られ、2人の結婚を予想する声は少なかった。
ところが、90年4月29日に突然の婚約発表会見が開かれた。大地が「誠実であったかくて包容力のある方」と言い、松平は「話をしててもホッとできる」とメロメロのコメント。「肉じゃがを食べさせてもらったけどおいしかった」と手料理を褒めて話題になった。
12月12日に挙式、披露宴が行われたが、当時としては珍しく報道陣をシャットアウト。「お客さまに迷惑がかかる」と2億円といわれた豪華披露宴のテレビ中継も行われなかった。新婚旅行は、家族や事務所関係者と寝台特急トワイライトエクスプレスの最後尾車両を借り切っての札幌旅行。さらに2人は香港―ヨーロッパ―アメリカ―ハワイと世界一周の旅に出た。