タモリの億単位の「穴」埋めた堺雅人&夏目三久の大躍進

公開日: 更新日:

 タモリの「笑っていいとも!」降板で一番、損害を被るのは所属事務所の田辺エージェンシーだ。

 タモリの「いいとも」のギャラは「1日200万円前後。年間で約5億円が事務所に入り、タモリの手取りはその半分ほど」(テレビ関係者)といわれている。

「かつては『いいとも』の裏番組のプロデューサーが田辺エージェンシーの幹部とすれ違いざまに“あんまり頑張りすぎるなよ”と声を掛けられたこともあるそうです。他局が視聴率でタモリを追い抜くと番組打ち切り説が流れるので、その牽制(けんせい)なのでしょう。『いいとも』が事務所の“米びつ”であることがよくわかります」(事情通)

 しかし、来年4月からはそれがゼロに。同プロには研ナオコや由紀さおり、永作博美らも長年所属しているが、タモリの穴を埋めるには不十分だ。

 ではなぜ、打ち切りに応じたのか――。その大きな理由が堺雅人夏目三久の大躍進である。周知の通り、堺は「半沢直樹」(TBS)で大ブレークし、仕事のオファーが殺到。事務所的には一番オイシイCM契約も続々と決まっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」