スタジオ閉鎖の樫木裕実 周囲を困らせた“女王様気質”
9日にトレーニングスタジオ「カーヴィーグランド」を閉鎖した樫木裕実(50)。翌10日に自身のブログを更新し、「お騒がせしてしまったこと、悲しい思い、寂しい思いをさせてしまったことを改めて深くお詫び申し上げます」とつづった。
文章とともに掲載された41枚もの写真は、樫木のイラストが描かれたケーキのほか、スタッフと抱き合ったり話したりする様子や打ち上げでの盛り上がりを写したもの。「引き抜いたスタッフ50人を見捨てて1人で出て行こうとしている」という女性誌の報道を否定しようとしているのか、どこか必死さがうかがえる。
一報が出た後、「10月に突然、女性オーナーの弁護士からトレーナーやスタッフたちに解雇通知が届き、スタジオは閉鎖すると連絡があった」という報道や、神田うの(38)がトンチンカンな発言で事態を混乱させる場面もあり、結局、原因は単なる経営不振なのか、オーナーとの不仲なのか真相は闇の中。しかし、“カーヴィー特需”で樫木がブイブイ言わせていたことは間違いなさそうだ。
「『カーヴィーダンス』の本を出すとなったとき、文章表現から構成まで担当編集者にダメ出しの嵐。それが深夜だろうが早朝だろうがお構いなしで、担当者は『また呼び出された……何日も寝ていない』と疲労困憊(こんぱい)でした。それがカーヴィーダンスに対するこだわりだけだったらいいんですが、何かというと家に呼びつけて『アレ買ってきて』とおつかいのようなこともさせる。今回の騒動で出版が頓挫したそうですが、担当者は少しホッとしているところもあるとか」(出版関係者)
閉鎖当日、ブログでは12月24日に発売する「樫木やせ 初めてのメンズ・カーヴィー」の記念サイン会についてしっかり宣伝している。「カーヴィー」シリーズ3冊は累計発行部数422万部突破とバカ売れ。スタジオが閉鎖しようがオーナーと揉めようが、きっと痛くもかゆくもない。