木梨憲武 「上野の森で個展開催」の背後にフジ・日枝会長
鶴太郎や工藤静香ほど知られちゃいないが、タレント芸術家のひとり。「とんねるず」の木梨憲武(52)が、個展「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心」(20日~)を開催する。
約20年間にわたる制作活動を振り返るもので、展示作品は絵画やオブジェ、映像作品など328点。19日の内覧会では、「テレビでいうところの総集編」とたとえた。
囲み取材では覚醒剤で逮捕されたASKAについてコメントを求められると「そこはいいです。申し訳ありません。残念です」。とっさに質問を遮っていたが、晴れの日を迎えた喜びはひとしおだったのだろう。妻の安田成美(47)が「総合プロデューサー」として展示前の準備に奔走したことを明かし、「作品のレイアウトは成美さんに全部やっていただきました。成美さん、美大で学んでいるから」と、報道陣に丁寧に説明する姿が印象的だった。
「今回で8回目の個展ですが、アーティストとしてほぼ無名の木梨がこの場所で個展を開けるのは、フジテレビの日枝会長と昵懇(じつこん)の仲だからでしょう」と話すのは、さるテレビ関係者だ。