嵐・桜井翔の“官僚パパ” 出世レース敗北は息子のせい!?
今回の人事の“黒幕”は菅官房長官といわれている。
岡崎前次官は、自治大臣だった故梶山静六に秘書官として仕えた。今でも梶山を「政治の師」とあおぐ菅は、岡崎ともツーカーの仲。去年の人事で岡崎を外局トップから総務省に戻し、大本命だった大石を消防庁に出した。で、今回は大石を1年遅れで次官にした格好。結果、桜井パパがトバッチリを受けたことになる。
もっとも、桜井パパが敗れたのは、ほかの理由もありそうだ。
「長男の翔は日テレ系の『NEWS ZERO』でキャスターを務めています。妹も日テレの社員。“電波行政との癒着”の声が上がるのを総務省が警戒したのかもしれません。ただでさえ安倍官邸はNHKとの関係で批判を浴びている。余計な気苦労はしたくないでしょう」(前出の総務省関係者)
とはいえ、桜井パパは総務審議官ポストに残り、首の皮一枚つながった。来年も可能性は残されている。