小保方氏に遺書…理研・笹井氏が墓場まで持っていったもの
理研は小保方氏にケア担当の職員2人を充てた。論文の共著者である山梨大の若山照彦教授(47)は訃報に接すると不調を訴え、カウンセリングを受けているという。
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自殺した笹井副センター長は、合計5通の遺書を残していたが、そのうち自殺現場のかばんの中にあった3通は、いずれもパソコンで書いたとみられる。文末には直筆とみられる署名があり、それぞれ封筒に入れられていた。
小保方さんへの遺書には、<あなたのせいではない><STAP細胞を必ず再現してください>という擁護の気持ちを表すような言葉のほか、<限界を超えた。精神的に疲れました><小保方さんをおいてすべてを投げ出すことを許してください>という謝罪の言葉が記されていたという。
また、小保方さん宛て以外の別の遺書には<今日、あの世に旅立ちます>と書かれていたという。
笹井氏の突然の死去でSTAP細胞の検証実験への影響は必至。理研は近く中間報告する予定だが、5日の会見で加賀屋悟広報室長は中間報告について「盆の前は難しく、その後にさせていただければ」と話している。