CM制作でコラボ たけしとさくらももこの意外な関係
「世界のキタノ」がマジだ。スナック菓子メーカー「カルビー」の新CM発表会に12日、出席。「映画よりも時間をかけて台本書いたかも。久々に頑張ってつくっています」と、自身初のCM制作について振り返った。
今年で創立50周年の節目を迎える「カルビー」はテレビCMを完全リニューアル。ブランドごとではなく、全商品を対象としたCMのシリーズに一本化するという。その“プロデューサー”として起用したのが、ビートたけし(67)。かっぱえびせん、ポテトチップス、じゃがりこといった人気スナック菓子ぜ~んぶのPRとなれば、なかなかビッグな仕事である。
■たけし直々の指名
CMは「下町喜劇」で全28体のキャラクターが登場するアニメ仕立て。たけしが原作と監修を手がけ、作画は「ちびまる子ちゃん」の作者でおなじみ、さくらももこ(49)が担当する。プロデューサー直々の指名でコラボが実現したというが、この2人、ひかれ合うものがあるらしい。もっとも男女の仲ではなく、「15年ほど前、さくらさんの文庫の対談企画で、<創作の原点は子供の頃の思い出だ>と意気投合していた。たけしさんは、自身の監督作品『菊次郎の夏』は“男版ちびまる子ちゃん”に近いと明かしている。作り手として感覚が近いのではないか」(出版編集者)。