ASKA事件「初公判」と同日…パソナ株主総会は“厳戒態勢”
ASKA事件の初公判があった28日、偶然にも人材派遣大手「パソナグループ」の株主総会が開かれた。総会では、やはりパソナグループ代表の南部靖之氏と、ASKA事件との関係を疑問視する声が上がったという。
株主も、南部代表がASKAの“タニマチ”だったことや、ASKAの愛人で一緒に逮捕された栩内香澄美被告がパソナの関連会社で働いていたことを知っていた。
13時、会場は厳戒態勢だった。毎年株主総会は本社で行われていたが、マスコミから逃れるためか、なぜか今年は大手町のビルを借りて行われた。
本紙カメラマンも3~4人の関係者に取り囲まれ、「撮影はご遠慮ください。一応、見せてください」とカメラのチェックを迫られた。会場では一体、どんな説明があったのか。参加した株主のひとりが言う。
「南部代表から『週刊誌などで報じられたASKAのことでお騒がせしてすみません』『不適切なことはありません』という趣旨の話はありましたね。時間にして数分かな。会長の竹中平蔵さんもそうだけど、ASKA事件とは関係ないというスタンスでした。納得いかないね」