ヤクの売人は意外にも…ASKAが最後に頼った男の“正体”
覚醒剤取締法違反(使用)の罪で起訴されたASKA被告(56=本名・宮崎重明)にMDMAを売り渡したとして、21日、無職の柳生雅由容疑者(64)と指定暴力団住吉会系傘下の組幹部の安成貴彦容疑者(47)が警視庁に逮捕された。ASKAは「柳生容疑者なら手に入ると思った」と供述していて、柳生容疑者を通して、覚醒剤を購入していたとみられている。
「ASKAは柳生容疑者と20年来の付き合いで、1年以上前から柳生容疑者を通じて複数回、薬物を購入していた。柳生容疑者は以前、風俗店の営業に携わっていたこともあり、歌舞伎町を拠点にして、『新宿の薬局』と呼ばれている安成の組織と親しかったとみられています」(捜査事情通)
柳生容疑者は末端価格より10万円も高く、ASKAに覚醒剤を売りつけていた。相当の手数料を取っていただろうから、いい暮らしをしているかと思いきや、住んでいたのは新宿区内の家賃6万円程度のアパートだった。
「柳生さんは2年ほど前に引っ越してきましたが、ほとんど家からも出ず、見かけるのはペットのシェパードと散歩する時くらい。少し前に脳梗塞で倒れたみたいで、足が悪いと話していました。普通のおじさんという雰囲気です」(近隣住民)
あのASKAに大量に覚醒剤を売っていたにしては寂しすぎる生活ぶり。依然、黙秘を続けている愛人の栩内被告といい、ASKAの周りは謎めいた人物ばかりだ。