元お天気お姉さん相沢早苗 和田アキ子専属マッサージ時代も
さて、相沢さんは日本工学院専門学校アナウンスコース(当時)を卒業後、信越放送の番組スタッフを経て、83年、TBSのお天気お姉さんに採用された。
「オーディションの際、“天気予報を通じて親孝行したい!”といったのが決め手になったみたいです。実家の仕事柄、日々の農作業が天気や天候に左右されるのを肌身に感じてましたから」
ブラウン管に登場している時間は短かったものの、クリクリした瞳と人懐こい笑顔でたちまち看板娘に。「孫の嫁にしたいナンバーワンお天気お姉さん」として圧倒的支持を集めた。
「田植えや稲刈りシーズンは、よく実家の田んぼから実況リポートしました。“さすが農家の娘。手つきや足の運びが本格的”と褒められたのが懐かしいです」
30歳で結婚。世の男性ファンを切歯扼腕させたのは当時、TBS映画社社員でディレクター兼キャスター、8歳年上の大沼啓延さんだった。
「夫は結婚2年後の90年に独立、大沼企画を立ち上げました。今は静岡朝日テレビの情報番組『とびっきり!しずおか』のキャスターやタレント活動、それにイベントプロデュースに加え、歌手活動もしてます。去年3月、サードシングル『もういちど女』を酒井政利さんプロデュースでリリースした本格派なんですよ」
静岡では奇数月に「大沼さんの歌声広場」を市内呉服町の「まちづくり支援センター」で開催。大沼さんが歌い、相沢さんが体操を指導する“夫唱婦体操”が評判だとか。
都内に夫婦2人暮らしだ。