祖母・樹木希林が高評価 15歳の内田伽羅に宿る“怪優”の素質
「目力が違う。まさにサラブレッド」
役者には手厳しいことで知られる河瀬直美監督(45)が太鼓判だ。昨6日に行われた映画「あん」(5月30日公開)の完成披露試写会。本木雅弘(49)、内田也哉子(39)夫妻の長女、内田伽羅(15)が報道陣にお披露目された。
祖母・樹木希林(72)主演の同作に、樹木の勧めでオーディションを受け、物語のキーパーソンとなる女子中学生役に抜擢。映画「奇跡」(11年)に続き、祖母&孫で共演を果たした。
「仕事をしている祖母を見るのは初めてでしたが、あまりにいつもと同じで……祖母らしいな、と思いました」
共演は2度目だが、2人が演技で絡むのは今作が初めて。“怪優”で知られる祖母の演技を“いつもと同じ”とは、伽羅にもまた怪優の血が脈々と受け継がれているからだろう。
■本木&也哉子は時期尚早と…
映画出演は今作が3作目。現在はイギリスに留学中で、学校が休みのたびに帰国し、季節ごとに撮影に参加したという。関係者向けの試写を見たという本木からは「よく頑張ったね」と褒められたことを明かしたが、樹木は「でも一番頑張った雨の中のシーンはカットされちゃったのよね」と監督をチクリとやっていた。