元「ネーネーズ」古謝美佐子さん 新グループ結成で反戦ソング
癒やしの音楽として沖縄民謡が注目されて久しい。第1次ブームは90年代半ば。TBS系「筑紫哲也のNEWS23」のエンディングテーマ曲に沖縄の女性4人組「ネーネーズ」の「黄金の花」が採用されて注目された。本日登場の古謝美佐子さん(61)はネーネーズの元リーダー。今どうしているのか。
「去年3月、ワタシと宮里奈美子、比屋根幸乃の初代ネーネーズの3人に、以前から付き合いがあった唄者(歌手)の島袋恵美子を加えて、新グループ『うないぐみ』を結成しましてね。今年1月3日にファーストアルバム『うない島 うないぐみ』を発売しました」
東京・赤坂にあるホテルの喫茶室で会った古謝さん、まずはこう言った。
「今年はネーネーズがデビュー25年、ワタシが脱退して20年の節目の年。ソロばかりじゃなく、ユニットの活動も増やしていきたいと思ってます」
「うない」は沖縄方言で「姉妹」の意味。「くみ」は「組」とともに、「唄に心を込め(くみ)る」の意があるそうだ。
「ワタシ、メンバーからは“組長”って呼ばれてます、フフフ」