元「ネーネーズ」古謝美佐子さん 新グループ結成で反戦ソング
代表曲のひとつ「黄金の花」がTBS系のニュース番組「筑紫哲也のNEWS23」のエンディングテーマ曲に採用されたのは94年。
「初お披露目は93年12月、沖縄コンベンションセンターであったコンサートでした。たまたま取材で沖縄に来られていた筑紫さんが、それを聴いて涙を流すほど感動され、エンディングテーマ曲にするのを即決されたようでした」
人気ニュース番組で毎晩流されたことで、ネーネーズは一躍人気グループに。しかし95年、古謝さんは脱退し、ソロ活動に入った。
後に、島袋寛子や山本潤子、加藤登紀子ら20人もの歌手がカバーした「童神」を自主制作したのは97年。これが01年4月からのNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の挿入歌になり、注目を浴びた。
「曲は音楽プロデューサーでマネジャーでもある夫の佐原一哉が作り、詞は97年2月に初孫が生まれた際の喜びをイメージしてワタシが付けました」
カバーバージョンは03年9月発売の夏川りみ「童神~ヤマトグチ~」が最もヒット。日本レコード大賞金賞を受賞した。