元「シャープ・ホークス」アンディ小山さん 盛岡移住の理由
60年代半ば、フォーリーブスに先駆け、“歌って踊れる”男性4人組が一世を風靡した。3年前に亡くなった安岡力也が所属し、メンバー全員がハーフの「シャープ・ホークス」だ。本日登場のアンディ小山さん(69歳)は当時、「小山真佐夫」なる芸名の人気ボーカルだったロシア人ハーフ。さて、今どうしているのか。
「東京からですか?ようこそお越しくださいました」
JR盛岡駅からクルマで10分の「AVCヴォーカルスクール」を訪ねると、笑顔のアンディさんがいた。
「東京から引っ越してきて、15年になりますか。今はこのスクールで歌唱指導しながら、ライブ活動や地元のIBC岩手放送さんの音楽番組『アンディ小山のラブリーメモリーズ』のレギュラーパーソナリティーをやってます。この番組、IPサイマル放送サービスの『radiko』を利用すれば、日本中、どこでも聞くことができますよ」
瀟洒な一戸建て。内装はしっくいと赤いレンガ造りで、プレスリーの写真が飾られている。
「一番影響を受けたのがプレスリーですからね。あと、ラスカルズやザ・レターメンからもずいぶん勉強したなあ」