元「シャープ・ホークス」アンディ小山さん 盛岡移住の理由
「フジテレビの人気番組だった『勝ち抜きエレキ合戦』のレギュラーになってブレークしましたね。ボクのライブに来て下さった年配の方に、“放送時間に合わせ、正座して聞いてました”といわれたことがあります」
最大のヒット曲は66年12月にリリースした「遠い渚」。一方、アンディさんは67年、知人に紹介されたアイ・ジョージを師と仰ぎ、ソロ歌手を目指して独立した。
「それから72年から74年にかけてカナダに語学留学し、帰国後はスタジオミュージシャンをしたり、CMソングを歌ってました。アニメソングもけっこうあって、82年10月から84年3月までフジテレビで放映された『機甲創世記モスピーダ』のオープニングテーマ曲『失われた伝説をもとめて』をアンディ名義で歌ってます」
86年にはカナダ・バンクーバー万博の仕事をきっかけに、かの地へ移住。93年に日本に戻り、音楽活動を再開した。
ライブは奇数月に銀座TACT(次回は5月14日)、仙台のスターダスト本町店(同22日)では毎月開催している。
「銀座TACTの『Song Cafe at Ginza TACT』ってタイトルのイベントが好評なんですよ。これはピアノ、ドラム、ベースの生バンドをバックに歌うことができて、ボクは司会とミニライブを担当する。同窓会的な雰囲気のせいか、毎回、シルバーエージの方々で超満員です」