武田梨奈 過激作で体当たり演技「顔ベチャベチャ舐められた」
「役者全員が全力投球した悔いのない作品です」――。主演の遠藤憲一(54)が力を込めて語った映画「木屋町DARUMA」の初日(3日)舞台挨拶。
同作は過激な内容から大手出版社が軒並み刊行を拒んだ同名小説を映画化。両手両足を失ったヤクザを中心に裏社会でもがく男たちの生きざまを描き、百戦錬磨の遠藤でも「こんなエグくてヤバい映画、誰が見るんだろう」と語るぐらい過激な描写がてんこ盛りだ。
風俗嬢役を演じた武田梨奈(24)も体当たりで撮影に挑んだひとり。「顔をペロペロどころじゃなく、ベチャベチャ舐められた。ご飯が食べられなくなった」と当時の心境を告白した。
現場では心身ともにだいぶ鍛えられたのだろう。木下ほうか(51)から「乳首まで出していただいて……」と嘘のエピソードで突っ込まれると、「乳首は出していない!」と即座に否定。それでも「辞書にも載っていないような過激な言葉があった。グーグルで調べたらとんでもない映像が出てきて、ちょっと見ました」と観客らを笑わせ、女優として成長した様子をうかがわせたのだった。