<第2回>瀬戸内寂聴さんは「一銭も持ってないのに気前がいいんです」と振り返り…
「勝さんがいらっしゃるから」
1980年代、私がアルバイトをしていた六本木の飲食店にたびたび来店していた勝さんは、大勢の同伴者を従え、まさに豪放磊落なイメージにたがわぬ“豪遊”だった。
「いいから、おまえも来い」
勝さんは接客する従業員にも声をかけ、次の店に…
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