シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(66)「皇国」という言葉が日本を神がかりにしていった

戦時用語という枠組みで、昭和のあの戦争時代を分析しているのだが、重要な意味を持つ語として、「皇国」を挙げておきたい。一言で言えば、皇国とは天皇が統治する国ということになるのだが、日本近代史の中では単に統治する国という定義で収まるのではなく、天皇を神と見ての神の国という意味を持た…
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