蛭子さんに続けるか “路線バス”太川陽介にもう一つの武器
今や「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で再ブレーク中の太川陽介(57)が14日放送の「行列のできる法律相談所」で、一時「天狗」になり、その反動でしばらく仕事がなかった時期があったことを告白した。
「天狗」になった時期とはNHKの「レッツゴーヤング」の司会に19歳で抜擢された頃。番組に誰を出演させるかを決めるキャスティング権の一部も握っていたため、新人歌手のあいさつ回りに対していつしかぞんざいになり、同じ事務所の後輩・松田聖子について「あの子は売れないよ」などと発言するほどになっていた。
そんな態度が周囲の不評を買い、一時は仕事が一本もなくなり、担当マネジャーに「聖子の番組にバーターで出してよ」などと頼んだこともあったという。
そうした苦しい時期を経て、旅番組と出合ったことが現在の「路線バス旅」につながったわけだが、実は太川はもうひとつ別のセクションでもブレークしていた。ずばり、「舞台俳優」としての活躍だ。
「旅番組にシフトした03年あたりから帝国劇場、新宿コマなどの出演を増やしていて、07年からは明治座にも毎年顔を出すようになっています。この3月にも藤山直美主演の『かあちゃん』に出演予定です」(劇場関係者)