「笑点」林家三平 早めのキャラ徹底で“コネ入社”も笑いに
立川志の輔、月亭方正、桂宮治……。50周年を迎えた国民的演芸番組「笑点」(日本テレビ系)の新メンバー候補にはさまざまな名前が挙がったが、結局、決まったのは誰もが驚きの林家三平(45)だった。
29日の生放送では番組冒頭から「新メンバー在中」と書かれた段ボールが登場。CMを挟んで大喜利に突入すると、喜び勇んだ三平が登場し、やや緊張気味ながら「『笑点』の偉い人から口止めされていたので、(嫁の国分)佐智子も知りません。今日から頑張ります」とあいさつした。
三平は言うまでもなく、「昭和の爆笑王」といわれた初代・林家三平の次男。祖父が7代目林家正蔵、兄は9代目正蔵という落語家一家のボンボンだ。
この“人事”には、演芸評論家の吉川潮氏もビックリ仰天。経緯の裏側をこう推察した。
「ハッキリ言って“情実人事”以外の何物でもないでしょう。日テレ上層部とつながりが深い母親の(海老名)香葉子さんが頼み込んだとしか考えられない。私としては人気、実力からいって春風亭一之輔、桂竹丸、立川生志あたりに入って欲しかったんですけどね。競馬で言ったら、3連単大外しといったところです」