大石まどかの宝物は都はるみが言い放った“何気ない一言”

公開日: 更新日:

 今年が25周年の大石まどかさんにとって、憧れの人は大ベテランの都はるみさん。歌手になったきっかけであり、デビューもその存在なしでは語れない。

 ◇  ◇  ◇

 私が都はるみさんに初めてお会いしたのは1987年。会ったといっても、オーディションの出場者と審査員という関係です。当時のはるみさんは84年に「普通のおばさんになりたい」と引退宣言して歌手活動を休止、3年後に音楽プロデューサーとして復帰したばかりでした。

 私は北海道出身(函館市)。札幌のテレビ局で、はるみさんプロデュースのオーディションが行われることになり、道内から私と同世代の歌手志望の人が何百人も参加、私はその中のひとりでした。当日はテーブルを挟んで大スターのはるみさん、サンミュージックのお偉いさんを前にして扇ひろ子さんの「哀愁海峡」を歌いましたが、地に足が着いていない感じで、もうガチガチでしたね。

 オーディションでは最終選考の5人に残りましたが、最後、1番になれなかった。私はまだ14歳で年齢基準の15歳に達していなかったし、雰囲気にのまれていたから仕方がないと思いました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動